2006年07月27日

夏の思い出

ブログって怠けるとあっという間に時間が経ちますね。
それでは今日の話題です。って今月の話題ですかな?!

思えばこの7月でカメラマンとして独立し14年が経とうとしています。そして、当時一番最初にいただいた仕事がH新聞社の「高校野球」という月刊誌です。スポーツ写真をほとんど撮ったことのない当時の自分に与えられた仕事は、甲子園での全国高校野球大会のスタンドで試合を撮るのではなく、番外編アルプススタンド担当。この雑誌、ほとんどのページが高校球児の男臭い記事で埋め尽くされていました。その中で唯一女の子や子供たちが出るコーナーが私の担当の「熱闘、アルプススタンド」。全出場校の熱の入った暑い応援風景を収めると言う仕事です。現場にいた当時の編集長曰く、「汗、涙、雨の中の応援。水が関係するものは、絵になるよ。」今のようにデジタルと言うものがない時代、一校につき36枚撮りの36枚撮りのポジフイルム一本(ポジとはスライド用のフイルムで印刷を目的とした写真はこのフイルムで撮影します)。学生のとき以来の課題が与えられました。
真夏の直射日光を浴びる炎天下の中の撮影は、思った以上にハードなものでした。体感温度40度ぐらい?(ちょっと大袈裟かも)でもその被写体の高校生たちがクラスメイトである選手たちを無心に応援する姿は、グラウンドで戦っている高校球児達よりも美しく思へ、ファインダーを覗いていると 時よりその猛暑を忘れさせてくれたものでした。一生懸命打ち込む姿は何をやってもかっこいい。この一言に尽きます。一校につきフイルム一本との決まりごと、約束を大幅に破り3本も4本も撮って怒られたのは言うまでもありません。

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この仕事が独立第一号の仕事になりました。

で、この大会、星陵高校の松井秀喜(現ニューヨークヤンキース)が全打数敬遠されたのもこの時、星陵高校のアルプススタンドから見た彼の敬遠後に一塁へ走る悔しそうな姿が今でも目に浮かびます。彼が活躍する姿を見ると独立初仕事の過酷なそして今となってはいい思い出となったこの仕事のことを時より思い出します。

大亀京助
posted by フロイネッツ at 21:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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